●滑らかな階調再現
線数を増やし網点を小さくしていくことにより、網点再現特有のギザツキが消え、視覚的に、より連続調の写真に近い滑らかな階調再現が可能になります。
●解像力の向上
1インチ幅に300、400個と、従来までの175線に比べ網点の密度が微細になった分、解像力がアップ。これまでの仕上りでは判別できなかったような画像の細部や、読めなかった文字が鮮明に見えるようになります。
●モアレの抑止
印刷の網点間で発生するモアレ(干渉縞)を大幅に抑えることができます。
●ローゼット(Rosette)の解消
網点自身が微細化するため、異なる色の網点間の規則的な配置・重なりから発生する独特の文様=ローゼット(薔薇の葉のような文様)が、目に感じなくなります。仕上り面から、一枚薄皮が取れたようにスッキリとした画像が得られ、これまで表現できなかった“対象物の質感”までリアルに再現できます。
●色の冴えが向上し、印刷での再現領域が拡大。
4色プロセス印刷での色彩表現における課題であった「グリーン」「バイオレット」などの2次色系の色が、より鮮やかに再現され、色の表現領域が広がります。4色の掛け合わせでも、特色を使った時と同様の効果が得られます。
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